2024年5月30日木曜日

Firmware-IJV を導入しよう(UV-K5)

先日、「UV-K5(8)を入手&ワイドバンドレシバー化」で紹介した通り、egzumer氏が作成したファームウェアをインストールして楽しみました。今回は、Firmware-IJVをインストールします。前回、購入したUV-K5(8)の入れ替えも考えましたが、安いのでもう一台購入しました。

今回は、一番安かったUV-K5(初代)にしました。送られてきた箱は全く同じもので、内容物は以下の通りです。充電スタンドがヨーロッパ仕様、ヘッドフォンがおまけで付いていました

電源オンだけ確認して、すぐに書き換えを行います。なお、説明は不要かと思いますが、USBプログラミングケーブルはこちらでも使用できますよ

Firmware-IJVは安定のv2.9R5と、進化過程のv3があります。ここでは、v3をインストールすることにしました。ソフトウェアはFirmware-IJVのサイトからダウンロードを行い、書き込みはflashing firmware onlineで行いました(k5prog-winソフトウェアは、キャリブレーション設定のバックアップのみで使用

なお、書き込みは簡単ですファームウェア書き込みモード(PTT+電源スイッチ)で本体の電源をいれて、USB書き込みケーブルでPCと接続(デバイスドライバに表示されます)


この状態でMicrosoft Edgeを起動して、flashing firmware onlineを開きます。Browseボタンをクリックしアップロードするファームウェア(firmware_IJV_3.**.bin)を選択後、Flash Firmwareボタンを押すとcomポートが聞かれるのでそれを選択すると書き込みが始まります

「Successfully Flashed firmware」のメッセージが表示されれば、正常に終了していると思います。なお、ブラウザにFirefox を使用した時はエラーになりました(メッセージは忘れましたが...)

なお、初期ファームウェアの設定が残っていますので、全体リセットを掛けた方が良いと思います


リセット終了後、サイドボタン1を押しながら無線機をオンにして隠しメニューを表示して以下の設定を行いました:

65 F Lock  CE(周波数帯域プラン:144 MHz → 146 MHz,     430 MHz → 440 MHz

66 Txp EN  OFF(送信オフ)

これでワイドバンドレシーバーとして機能します

今回、Firmware-IJVを使用した目的の一つにスキャンリストが16個作成出来ることがあります。ちなみにegzumer氏が作成したファームウェアは2個になりますので、ワイドレシーバーとして使用する場合にこの差は非常に大きいです。なお、周波数を選んでキーボード 7を長押しで設定できるのも助かります

このファームウェアを選んだもう一つの理由、それは次回に続く...

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