iOS 26に合わせて、watchOS 26がリリースされました
なお、Apple Watch Series 6 以降が対象になります
アップデート内容は、以下の様になっています
Liquid Glass
- 新しいデザインにより、watchOSのすぐに使える親しみやすさはそのままに、より表現力豊かでシームレスな体験が提供され、コンテンツに集中しやすくなります
- Liquid Glassにより、 watchOS全体での操作がよりいきいきと表現され、コンテンツがリアルタイムで屈折および反射され、スマートスタック、コントロールセンター、ナビゲーション、アプリ内コントロールなどがさらに明確になります
高血圧通知
- 高血圧通知により、慢性的な高血圧の兆候が継続的に30日を超えて観察された場合に通知を受け取るごとができます (AppleWatch Series 9以降、Apple Watch Ultra 2以降で利用可能)
- 高血圧通知機能は、22歳以上で高血圧の既往歴がなく、妊娠していないユーザを対象としています
睡眠スコア
- 睡眠スコアでは、睡眠時間、就寝/起床時刻の一買性、および睡眠中断に基づく毎晩のスコアと分類が提示されるため、睡眠の質や回復力を高める方法を深く理解するのに役立ちます
- 睡眠スコアは、睡眠アブリ、スマートスタック、または文字盤コンプリケーションで確認できます
スマートスタック
- スマートスタックは、進化した予測アルゴリズムを備えており、すぐに役立つ提案がある場合にスマートスタックのヒントをお届けします。例えば、遠隔地にいる場合は、バックトレースの記録を開始するためのヒントが表示されます
- 設定可能なウィジェットにより、スマートスタックでのウィジェットの表示方法をカスタマイズして、自分にとって最も重要な情報を確認できます。例えば、"ホーム"ウィジェットで素早くアクセスしたいホームアクセサリを選択できます
メツセージ
- "メッセージ"のライブ翻訳では、Apple lntelligenceを使用して、受信したメッセージ (グルーフメッセージを含む)を白動的に翻訳し、自分の優先言語で返信を送ることができます。返信内容は眉いたときに翻訳されます (AppleWatch Series 9以降およびAppleWatch Ultra 2以降で、 Apple lntelligence対応のiPhoneとペアリングされている場合に利用可能)
文字藍
- イグザクトグラフは伝統的なレギュレーターウォッチを現代風に再構成した文字盤で、正確な時刻を把握できるように時、分、秒がそれぞれ分かれています
- "フロー"では、Liquid Glassの数字が使用され、手首の動きに応じてカラーの球体が流れるように屈折します
- ウェイポイントは、"マッアに保存した場所や見どころに対する相対的な位置を示すライブコンパスとして機能します (AppleWatch Ultraで利用可能)
- "Hermes Faubourg Party"には、時間帯や動きに応じて表示される、一連のキャラクターによるアニメーションショートムービーが含まれています(AppleWatch Hermesで利用可能)
- "写真"の文字盤がLiquid Glassによる新しいデザインで強化され、数字が浮き上がるため、今まで以上に写真が見やすくなります
- "写真"の文字盤では、"写真"の"おすすめ"の内容に基づいて画像がシャッフルされるようになったため、手首を上げるか、画面をタップするたびに、最も有意義だった時間の画像を見ることができます
- デザインが一新された文字盤ギャラリーでは、文字盤がコレクションごとにグループ化されるので、文字盤を探したり見つけたりしやすくなりました
その他の機能
- ワークアウトアプリの新しいレイアウトにより、お気に入りの機能が使いやすくなりました。四隅のアイコンをタップすると、指標や表示、カスタムワークアウトやペーサーなどの体験、メディア、通知に素早くアクセスできます
- ワークアウトアプリでのメディア体験がより統合的でインテリジェントになり、ワークアウトの種類と個人的な好みに基づいてApple Musicから最適なプレイリストが選択されたり、最近そのワークアウトの種類の実行中に聴いたものに基づいてプレイリストやポッドキャストの提案が表示されたりといったごとが可能になります
- メモアプリがAppleWatchに登場し、手首の上で直接、メモにアクセスしたり、メモをピン留めしたり、チェックリスト項目を完了にしたり、音声入力またはSiriを使用して新規メモを作成したりできます
- 手首フリックは片手で操作できる新しいジースチャで、通知を閉じる、着信を消音にする、タイマーやアラームを消音にする、または文字盤に戻るときに使用できます(AppleWatch Series 9以降およびAppleWatch Ultra 2以降で利用可能)
- イグザクトグラフ、デジタルアクティビティ、リフレクション、ストッフウォッチアプリやタイマーアプリなど、20種類以上の文字盤で、”常にオン"モードでの秒針表示が1Hzに対応しました (AppleWatch Series 10以降で利用可能)
- 周囲の雑音に応じて、AppleWatchで通知、着信、タイマー、アラーム、 Siriの音量を自動的に調整できます
- iPhoneが近くにある場合は、保留アシストと通話スクリ一ニングが電話アプリで使用できるようになります。保留アシストでは、担当者との通話を待っている間に、あなたの順番を保ち、担当者が対応可能になったときに通話へ戻れるように着信音でお知らせします。着信スクリ一ニングでは、不明な番号からの着信をスクリ一ニングできます。着信音が鳴る前に発信者の名前と用件が表示されます
Apple セキュリティアップデートを確認すると以下のセキュリティアップデート内容が記載されています
Apple Neural Engine
CVE-2025-43344: an anonymous researcher
AppleMobileFileIntegrity
CVE-2025-43317: Mickey Jin (@patch1t)
Audio
CVE-2025-43346: Hossein Lotfi (@hosselot) of Trend Micro Zero Day Initiative
Bluetooth
CVE-2025-43354: Csaba Fitzl (@theevilbit) of Kandji
CVE-2025-43303: Csaba Fitzl (@theevilbit) of Kandji
CoreAudio
CVE-2025-43349: @zlluny working with Trend Micro Zero Day Initiative
CoreMedia
CVE-2025-43372: 이동하 (Lee Dong Ha) of SSA Lab
IOHIDFamily
CVE-2025-43302: Keisuke Hosoda
IOKit
CVE-2025-31255: Csaba Fitzl (@theevilbit) of Kandji
Kernel
CVE-2025-43359: Viktor Oreshkin
MobileStorageMounter
CVE-2025-43355: Dawuge of Shuffle Team
Sandbox
CVE-2025-43329: an anonymous researcher
Spell Check
CVE-2025-43190: Noah Gregory (wts.dev)
SQLite
CVE-2025-6965
System
CVE-2025-43347: JZ, Seo Hyun-gyu (@wh1te4ever), Luke Roberts (@rookuu)
WebKit
CVE-2025-43356: Jaydev Ahire
CVE-2025-43272: Big Bear
CVE-2025-43343: an anonymous researcher
CVE-2025-43342: an anonymous researcher
なおアップデートファイルの大きさは、watchOS 11.6.1をインストールしているSeries 6で1.5GBになります