今回のアップグレード機種は、会社で使用しているDELL Inspiron 15R(Inspiron N5110)になります。全部で8台ありますのでWindows 7 → Windowds 10アップグレードからのクリーンインストールは面倒なので、Windows 7を削除し、いきなりWindows 10をクリーンインストールする事にします。
最初に準備として行ったのは、BIOS のバージョンチェックになります。このPCを購入してから1度もBIOSアップデートを行った記憶がないんですよ。Dell Support Centerを使用すれば、簡単に確認できます。ちなみにWindows 10では本ツールは未サポートになります(クリーンインストールをしない場合は、アンインストールが必須です)。
予想はしていましたが、BIOSが古いです。最新のA11をDELLのサイトからダウンロードし、アップデートを行います。このアップデートはWindows上で動作するので非常に簡単です。
写り込みが凄いですが、笑って許して下さい。このツールは、画面キャプチャー出来ないんですよ。
次に必要なのはWindows 10のインストールメディアですが、現在はマイクロソフトの「Windows 10を入手する」ページからメディア作成ツールをダウンロードし、そこから作成する様になっています。
持っていない方は、「Windows 10を入手する」ページの手順で作成してくださいね。最新版がゲット出来ますよ。
しかしちょっと面倒くさかったので、Windows 10リリース時にダウンロードしたisoファイルを使用して行うことにしました。
Windows 10のインストールはDVDを使用して行います。手持ちのWindows 10はHome/Proの両方に対応していますので、Windows 7 Home Premiumに対応したHomeを選択します。なお、プロダクトIDの入力は全てスキップしてインストールを行います。
Windows 10のインストールが終了し正常に起動した後、即時にWindows UpdateでWindows 10 バージョン1511にアップデートしします。ちなみにWindows 10は認証されていない状態です。
実はWindows 10 バージョン1511から、Windows 7/8/8.1のプロダクトIDを直接入力することが可能になります。そのため、認証させるためにアップデートが必要になります。Windows 10 バージョン1511にアップデート完了すれば、Windows 7のプロダクトIDで認証すれば正常に完了します。クリーンインストールを考えている場合は、この方法が早いですよ。
なお、メディア作成ツールで最新版Windows 10をゲットしている場合には、Windows 10 バージョン1511が含まれているため、Windows 10のインストール時にプロダクトID入力が可能です。
そろそろ無料アップグレードの期限が近くなってきましたから、GWに行ってはいかがでしょう?
参考:
Windows 10にした際にデスクトップのアイコン間隔がかなり広くなりました。もし、同じ内容でお困りの方は、下記手順でアイコン間隔を修正できます。
- レジストリエディタを起動(検索からregeditと入力)
または、”Windows+Rキー”を押して「ファイルを指定して実行」からregeditを入力 - コンピューター → HKEY_CURRENT_USER → Control Panel → Desktop →
WindowMetricsの順に開く
- IconSpacingとIconVerticalSpacingを-1125に設定(Windows 8.1の設定値)