最初にデバイスのバージョンは以下の様になっています。最新ビルドは02.00.04ですのでひとつ前ですね(Android 4.1.2、build 02.00.03)。
root化キットを使用した手順は以下になります。
- シャープのSH Developers Squareページから、SHARP共通 ADB USBドライバ(usb_driver_SHARP_r12.9.zip)をダウンロードし、接続するPCにインストールします。
- デバイスで、設定 => 外部接続を選択し、USB接続をタップ。「次で接続」をカードリーダーモードに変更します。
- 開発者向けオプションをONにし、下記項目にチェックを入れます
- スリープモードにしない
- USBデバッグ
- SHARP_android_rooting_toolsであるSHARP_android_rooting_tools.zipをダウンロードします。ググるとすぐ見つかります。今回使用したバージョンは、SHARP_android_rooting_tools ver.7.0
- 任意のディレクトリに4項のファイルを解凍します。readme.txt は一読してくださいね。
- コマンドシェルを起動し、adb devicesで端末が見えることを確認します(この手順は、省略しても良いですよ)。
- 4項の解凍ディレクトリ移動し、start.bat を起動します。最初にSHARP_android_rooting_toolsを使用する上でのリスクが表示されます。問題なければyesと入力しEnterを押します。
- メニューが表示されます。1~3の順番で実行していきます。メッセージの指示に従って操作します。なお、1と3でデバイスが再起動します。
なお、永続的にroot化しない場合は3の実行は不要になります。実行時、実行情報が表示されます。
完了すると、SuperSUとVpnDialogsアプリがインストールされます。SuperSUを起動しエラーが無ければ完了です。
追記:
同じ手順でAQUOS PHONE(SHL22)のroot化を試してみましたが、予想はしていましたが旨く行きませんでした。(SHARP_android_rooting_toolsの2を実行時のメッセージ)
miyabi_security_ops = 0xc082d038
n_security_ops = 173
n_lsm_fixes = 13
#0: 0xc0261a00 -> 0xc025f1b0
#1: 0xc0261a08 -> 0xc025f248
#2: 0xc0262338 -> 0xc025f610
#3: 0xc0262160 -> 0xc0261610
#4: 0xc0261c10 -> 0xc0261618
#5: 0xc0261fcc -> 0xc0261620
#6: 0xc026204c -> 0xc0261708
#7: 0xc0261a10 -> 0xc0261710
#8: 0xc0261b7c -> 0xc0261728
#9: 0xc0261f4c -> 0xc0261738
#10: 0xc0261c7c -> 0xc026178c
#11: 0xc0261ae4 -> 0xc025fb58
#12: 0xc02623e0 -> 0xc026191c
13 functions are fixed.
Found mmc_protect_part!
7 partitions are fixed to readable.
1 partitions are fixed to writable.
/system/bin/sh: su: not found
最近のAQUOS PHONEはセキュリティが厳しいですね。
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