2016年4月19日火曜日

さよなら、QuickTime Windows版

Appleは、Windows版QuickTimeのサポートを終了する様です。詳しくは、United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)の下記をご覧ください。

Alert (TA16-105A)
Apple Ends Support for QuickTime for Windows; New Vulnerabilities Announced


またWall Street Journalでも、Appleがサポート終了を認めたと報じています。

Windows Users: It’s Time to Dump Apple’s QuickTime

これにより、Windows版のセキュリティアップデートの提供が今後無くなくなることが確実になりました。ちなみに最終アップデートは、2016/1/7(現地時刻)にリリースしたv7.9.9になります。
トレンドマイクロの Zero Day Initiative(ZDI)によると、2件のゼロデイ脆弱性がQuickTime Windows版には残っています。

ZDI-16-241 (0Day) Apple QuickTime moov Atom Heap Corruption Remote Code Execution Vulnerability
ZDI-16-242 (0Day) Apple QuickTime Atom Processing Heap Corruption Remote Code Execution Vulnerability


セキュリティに問題があり、サポートが終了したソフトウェアは削除した方が良いと思います。なお、アンインストール方法に関してはアップルのサポートページを参考にして下さい。

QuickTime 7 for Windows をアンインストールする

しかし、アップルのサポートページの”ブラウザプラグインを削除すると、Windows パソコンのセキュリティが向上します。”って、それは無いでしょ!!って感じですね。


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