2023年5月1日月曜日

AppleWatch 修理失敗....でも

昨年、「ついに壊れました」でアップしたAppleWatch なんですが、ディスプレイがパカパカの状態で放置していました。直せないかなぁ~っと言うことで、バッテリー、フォースタッチセンサーをアイキングモバイルで購入しました。タッチパネルが動作しないのため、液晶も購入しようかと思いましたが、価格(ブログ記載時点で4200円)からタッチセンサーが動作するジャンク品をメルカリで購入しました

パーツがそろったところで、早速分解を行いました。液晶は外れているので、液晶側と本体を外します。コネクタは小さい金属(写真の一番左のパネル)で隠されていますが、これがなかなかに硬く少し手間取りました


メルカリで購入したAppleWatchでこの液晶をテストしたところ、タッチパネルは反応しました。そのため、本体側に問題があることが判りました。そこで本体側を目を凝らして確認したところ、フラットケーブルの切れ目を発見(赤丸箇所)

このフラットケーブルはアイキングモバイルにて販売していますが、マザーボードに接続されていると思われます。これを交換が出来るか試しに分解してみました。なお、分解にはトライポイント Y000ドライバが必要です

マザーボードを外すと、各インタフェースへの配線が四方に出ています。そんな中、無線給電用のアンテナを半田ごてで外す必要があります。また、正確にマザーボードにフラットケーブルを接続すのも至難の業の様な気がします。上記の写真は途中であきらめて、無線給電用のアンテナは切っちゃっています

と言うことで修理は失敗に終わりました....


って、惨敗感を味わっていましたが、ふとメルカリで購入したジャンクが気になりました。写真は撮っていませんが、ケースは傷や剥がれも少ない状態でバッテリー劣化による膨張で液晶が外れた状態。ジャンク理由は、パスワードロック状態のためジャンクになっています。アクティベーションロックの状況は不明ですが、iPhoneからのリセットが出来ないことから同期されていないと考えられます

AppleWatch 初代は、サイドボタン長押しで電源スライドバーを表示してからフォースタッチで強制リセットを行います(watchOS毎の強制リセットのやり方は、「Apple Watchを消去する」に記載されています。ただしwatchOS4 は未記載)。そのため、フォースタッチセンサーが反応すれば強制リセットを実行することが可能なはずです

早速、古いフォースセンサーを剥がして、修理部品として購入したフォースセンサーに交換しました(当然、清掃した後ですよ)。なお、フォースタッチセンサーの張替はバッテリーを外して、固定用のネジを外すと簡単に行えます。バッテリーも膨らんでいるため、こちらも交換しています

この状態で液晶を接続してリセットを試みたところ、第一難関のフォースタッチは反応して、強制リセットが実行できました。次にiPhone への接続を試したところ、出来そうな雰囲気です

と、気を抜いていたら電池切れでAppleWatchが落ちてしまいました。交換用バッテリーは気持ち程度しか充電されていないため、初期設定が終了まで耐えられませんでした。再度、バッテリーを充電してテストしたところ、アクティベーションロックは解除されていたらしく無事に同期出来ました

無事に登録できましたので、画面を完全に接着します。フォースタッチの接着剤ライナーを剥がし、位置調整をしながら画面をしっかりと接着。あとは接着剤が完全に付くまで、輪ゴムで画面を固定します(1日半くらい固定しました)

最後にベルトを付けて、修理完了です

このAppleWatchを付けて1日使用したところ、フォースタッチの反応は若干渋いですが、それ以外は問題なさそうです。また、日中に通常使用した結果、バッテリー残量も50%以上となっておりました。これで、汚れる作業用AppleWatchが復活しました

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