RaspbianはUSB OTG(On-the-Go)をサポートしていますので、こちらをセットアップしてUSBケーブル1本で使用していきます。手順もそんなには難しくないですよ
最初にRaspbian側の設定になります。RaspbianをインストールしたSDカードをPCで開いきます。
- config.txtを開いて、dtoverlay=dwc2の1行を追記
dtoverlay=dwc2 - cmdline.txtを開いて、modules-load=dwc2,g_etherの1文をrootwaitのあとに追記
dwc_otg.lpm_enable=0 console=serial0,115200 console=tty1 root=PARTUUID=295b7ce0-02 rootfstype=ext4 elevator=deadline fsck.repair=yes rootwait modules-load=dwc2,g_ether quiet splash plymouth.ignore-serial-consoles
インストールしているバージョンによって、記述内容が違いますので注意してください - ファイル名がsshと言う名前で空ファイルを作成
以上です。簡単でしょ
次にホストとなるPCにドライバをインストールします。ドライバファイルはPi Zero OTG Ethernetからダウンロードしました。
無事にドライバをインストールすると、USB Ethernet/RNDS Gadgetになります。
あとはRaspBerry Pi ZEROのUSBデータ用のUSBポートとホストPCをUSBケーブルで接続し、ターミナルソフトを使用しSSHでRaspBerry Pi ZEROにアクセスを行います。たまたまPuttyがインストールしてあったので、今回はこれを使用しました
RaspBerry Pi ZEROのホスト名はデフォルトでは、raspberrypi.localになります
ホストPCのネットワークを共有設定にし、ためしにソフトウェアのアップデートを行いました
sudo apt-get update && sudo apt-get -y dist-upgrade && sudo apt-get -y autoremove && sudo apt-get autoclean
アップデートコマンドのオンパレード(笑)
Raspbianで日本語を使用したい場合は、日本語フォントのインストールも必要になります。インストールは下記コマンドで出来ますよ
sudo apt-get install fonts-ipafont fonts-ipaexfont
CUIが苦手でない方は、USB OTG接続で使用するのも良いですよ
2017.11.15 追加:
USB OTG接続でのRaspBerry Pi ZEROの消費電力は、およそ0.4Wになりました(アイドル状態)
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