某フリマサイトで何となく目が留まり、TASCAM DR-1 本体のみのジャンク品(電源が入らない)を購入しました。古い製品なので、銀色の塗装部品は色がハゲハゲでしたw
まずは、モバイルバッテリーをUSB経由で接続して動作チェック通常、点灯するはずのバッテリー充電中のランプが点灯しません(本体右上)。はい、商品説明のとおり、ジャンクですねサイドを見ると、電源アダプタ接続部分の割れ(この後、脱落しました)や、何かを隙間に刺したような跡があります。と言うことで、分解歴ありと思われます取りあえず分解しましょう
バッテリーの蓋を開けるとネジが2本見えます。このネジを外して、スライド気味ずらすと裏蓋が外れます(写真撮り忘れ)
次に赤丸のネジを3本外すと、表側のパネルが外れます。MIC1 INとLINE INのところに爪が掛かっていますので、割れない様に注意が必要です。また、内蔵ステレオマイクの接続ケーブルに左右が判るように印を付けておいた方が良いですバッテリーの蓋を開けるとネジが2本見えます。このネジを外して、スライド気味ずらすと裏蓋が外れます(写真撮り忘れ)
余談ですが、中間ケースには以前分解したと思われる傷がありました(分解後に撮影しています)
ここから基板を外します。中間ケースを挟むように正面側の基板と裏面側の基板があるのが見えます。この2枚の基板の接続方法が判らなく、少しづつ様子を見ながら裏側基板を持ち上げて外しました結論から言うと、赤四角の個所にピンヘッダがあり、表側基板の雌コネクタに接続されています。この部分をゆっくり浮かせれば、裏側基板は外れます表側基板を外す際は少しコツが必要になります最初に青四角のラッチから基板を外します。LINE OUTとMIC2 INのコネクタがケース内に入っているため、DC IN側の基板を上に持ち上げ写真の左側にずらしLINE OUT を抜きつつ、上にずらしてMIC2 INも外すと基板が外れます細かい部品を外して、ほぼ分解は完了しました分解後、基板にショート痕などが無いかチェックしましたが、汚れているところはありますが、それらしい痕はありませんでした。テスタを持ってきて、チェックしようかと思いましたが、ふと前に修理したものを思い出しましたその製品は忘れましたがバッテリーが完全放電した際、USBなどのオプション機能からの充電できず、電源アダプタから充電する必要があるというものでした。ここまで分解してから思い出すなんて....と思いつつ、使えそうなアダプタ(5V センター+)が無いか探し見ました。で、見つけたのがPSPの電源アダプタ。
最低限の組み立てをして、電源を接続すると充電ランプが点灯、電源ボタンを押すと問題なく起動しました(写真は組み立て後)
折角ここまでばらしたので、中間ケースの色落ちがひどかったので黒く塗りました。ちょっと引き締まった印象になりましたよ
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