この作業はすべて自己責任になります
HTC aria (S31HT) の公式アンロックの記事でブートローダーアンロックしたS31HTに、カスタムファームをインストールします。確認したところカスタムファームのインストールであれば、S-OFFは必要ないようです。
Clockworkmodのインストール
最初にカスタムリカバリであるClockworkmod(クロックワークモッド、略してCWM)をインストールします(標準のRECOVERYを上書きします)。カスタムリカバリとしては、Team Win Recovery Project(チームウィンリカバリプロジェクト、略してTWRP)も有名です。猫丸は比較的にCWMをよく使っています。なお、当然ですがCWMのインストールにはブートローダーアンロックが必要になります。
- CWMのダウンロード
CWM のインストールソフトウェア(cwm-6.0.8-UNOFFICIAL-liberty-ver2.zip)は、[UNOFFICIAL] ClockworkMod Recovery v6.0.2.8からダウンロード出来ます。 - ダウンロードしたファイルを任意のディレクトリに解凍
- S31HTのブートローダーを起動(音量−を押しながら電源ボタン)し、fastbootモードに切り替えます。
パソコンに接続している場合は、adbコマンドで起動することも可能です。
adb reboot bootloader - CWMのインストール
fastbootモード状態でUSBケーブルを使用しパソコンに接続。コマンドプロンプトから以下コマンドを実行し、デバイスの接続を確認します(やらなくても大丈夫です)。
fastboot devices
2項で解凍したCWMのディレクトリに移動して、下記コマンドを実行します。
fastboot flash recovery recovery.img
コマンドの実行結果は、下記のようになります
C:¥temp> fastboot flash recovery recovery.imgsending 'recovery' (3976 KB)...OKAY [ 0.841s]writing 'recovery'...OKAY [ 1.361s]finished. total time: 2.204s - ブートローダーモード(HBOOT)に戻して、RECOVERYを選択
ワンコの毛が一緒に写っていますね(笑)
再起動後にCWMが起動すれば、インストールは完了です。
システムのバックアップ
カスタムファームをインストールする前に、現場のシステムをバックアップします。バックアップを行う準備として、S31HTにSDカードを入れてください(猫丸は4GBのカードを使用しています。手元に余っていましたので...)。
- CWMメニューからbackup and restore を選択
- backup を選択
バックアップの手順は簡単ですね(笑)
カスタムファームのインストール
- カスタムファームとGoogleアプリをダウンロード
- Jelly Bean
[ROM][UNOFFICIAL] CyanogenMod 10 (Updated: Mar 16th)
ファイル名:cm-10.0.0-UNOFFICIAL-release8-liberty.zip
[ROM] Android Jelly Bean CM10 Liberty testversion 2 [31.Jul.2012]
ファイル名:gapps-jb-20120726-signed.zip - KitKat
[ROM][UNOFFICIAL] CyanogenMod 11 [Android 4.4.4]
ファイル名:cm-11.0.0-RC11-liberty.zip
[GAPPS] Google Apps for Android 4.4/KitKat
ファイル名:gapps-4.4-tocacahe-20141026-2.zip - ダウンロードしたファイルをS31HTのSDカードにコピー
- データやキャッシュなどをクリア
CWMメニューから下記を実行。これらを実行しないとカスタムファームのインストールや起動時にエラーが発生します。
wipe data/factory reset (データを消去 / 出荷時設定にリセット)
wipe cache partition (キャッシュパーテションを消去) - カスタムファームのインストール
- CWMメニューから、install zip from sdcard を選択
- choose zip from scaredを選択
- カスタムファームのファイルを選択
- YESを選択
インストールが完了すると下記メッセージが表示されます。 - 同様の手順でGoogleアプリをインストール
- インストール完了後、CWMメニューからreboot system sdcardを選択。カスタムファームが起動します。
参考:KitKatの画面
0 件のコメント:
コメントを投稿