2015年11月23日月曜日

MacBook 4.1のキーボード交換

MacBook 4,1 の修理...でも、失敗!!」でキーボードの壊れているMacBook を紹介しましたが覚えていますか?

ライセンス:パブリックドメイン http://free-photos.gatag.net

この手の修理はキーボード単体の交換ではなく、トラックパッドを含むトップパネルごとの交換になりますよね。Google先生にも聞いてみましたが、やはりこの単位での交換が一般的みたいです。

たた部品としてはキーボード単体でゲット出来るんですよ。楽天市場で安いキーボード単体パーツを見つけたので、ポイントで購入してみました。トップパネル毎交換するのであれば、壊れても問題ないですから...(笑)

まずは、MacBookからトップパネルを外します。分解の方法に関しては、「MacBook 4,1 の修理...でも、失敗!!」を参考にしてください。

外したトップパネルから、赤丸箇所の固定パーツの頭を取ります。なお、このパーツはプラスチックの様な硬い部品ではなく、樹脂のため柔らかいです。


赤丸箇所の固定パーツを取り除いた後は、少しづつ分離していきます(両面テープも使用されています)。なお、赤丸以外の固定パーツはちょっと力を入れると外れます。写真の青丸は溶接の様になっていますが、少し力を入れると外れます(多少、金属が曲がりますが後で補正できます)。

表面の金属を筈とキーボード単体が見えてきます。角の固定パーツのみ、潰してカバーの金属板と同様に少しづつ外していきます。なお、できる限り固定パーツの頭を残してください。


なお、キーボードはトラックパッドの裏側の鼠色のパネルを剥がすと、キーボード固定金具が出てきます。完全にキーボードを外す前にロックを解除しておいてください(緑印の箇所を上に上げると外れます)。また、金属板の間をフラットケーブルが通っていますので、外すときに気をつけて下さいね。


さて、これでキーボードが外れたと思います。めったに外すことがないので、この機会にぜひ掃除してください。

今度は逆の手順で取り付けになりますが、楕円形の固定パーツの頭はラジオペンチなどで半分に折っておきます。これで、新しいキーボードの固定用の穴を通ります。固定用の穴を通ったあと、折っていた固定パーツの頭を広げて元に戻します。猫丸はグルーガン(ホットボンド)にグルースティックを取り付けづ、折れない様に広げた頭を少し温めました。

同様に金属板も取り付けます。もし取り外し時に金属板が曲がってしまった場合、取り付け前に修正してください。横から金属板とトップパネルを見て、隙間などがなくなる様にしてくださいね。

金属板には両面テープがありますので、赤丸の箇所の固定パーツの頭が無くても、うまい具合に固定されました。なお、念のためグルーガンで多少補強を行いました(黒いグルースティックを使用しています)。


あとは、キーボードを押してみて問題なければ、本体に接続して起動チェックを行います。今回購入したキーボードは、古いMacBook(初代)のキー配列だったためファンクションキーの印刷と動作があっていませんでした。さらにcapsキーが割り当てがあっていない("["が表示され、代わりに"["キーは反応しない)、NumLockキーが動作しませんでした。また、テストしていたところF12キーが割れてしまいました(材質が弱すぎる)。この辺りは中国製の安いパーツの宿命ですね。



多少、問題はありますが何とか使えそうです。
今回は失敗しても良いと思って修理していまので、部品選択が価格優先で行っています。もし自分で修理する場合は、部品選択は慎重に行ってください。





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