2016年12月13日火曜日

ニキシー管時計を作ろう パート3

ニキシー管のキットが届きましので、最初にマニュアルをベースに部品の確認を行います。マニュアルは、TubeHobbyのサイトにあります。ここをクリック!!

TubeHobbyから送られてきた部品はまとめて袋に入っています。要のニキシー管も輪ゴム止めて、プチプチで包まっていましたよ。


それではマニュアルに従って、パーツの確認を行います。なお、抵抗のカラーコードを記載しましたが、テスターで計った方が安心できますよ。


# パーツ番号 内容
コンデンサ
1 1 C1 10μF(電解コンデンサ 極性有)
2 1 C2 470μF(電解コンデンサ 極性有)
3 2 C3, C5 22pF(セラミックコンデンサ)
4 3 C4, C8, C9 10nF(積層セラミックコンデンサ)
5 1 C6 1μF 250V(電解コンデンサ 極性有)
6 1 C7 330nF(積層セラミックコンデンサ)
ダイオード
7 1 D1 1N4007(整流ダイオード:1000V 1A)
8 1 D2 UF4007
(整流ダイオード ファーストリカバリー:1000V 1A)
9 2 D3, D4 1N4148
(スイッチングダイオード:100V 200mA)
トランジスタ
10 1 M1 IRF640(MOSFETトランジスタ)
11 5 Q1, Q2, Q3, Q7, Q9 MPSA42(NPN 高圧トランジスタ)
12 1 Q4 2SA1266(PNP トランジスタ)
13 3 Q5, Q6, Q8 MPSA92(PNP 高圧トランジスタ)
抵抗
14 18 R1, R3, R4, R5, R13, R15, R17, R18, R19, R20, R21, R24, R25, R28, R31, R32, R33, R34 10KΩ
15 7 R2, R8, R9, R12, R16, R22, R27 100KΩ
16 1 R6 910KΩ
17 1 R7 220Ω
18 3 R10, R11, R23 470KΩ
19 1 R14 1KΩ
20 1 R26 22KΩ可変抵抗
21 1 R29 5.6KΩ
22 1 R30 15KΩ
IC
23 1 U1 L7805CV
(三端子レギュレーター:5V 1.5A)
24 2 U2, U3 K155ID1(ニキシー管ドライバ)
25 1 U4 PIC16F876A
26 1 U5 TL494(PWM 制御回路)
27 1 U6 DS1307(リアルタイムクロック)
その他
28 1 V1 CR2032 3V リチウム電池
29 1 Y1 水晶(20MHZ)
30 1 Y2 水晶(32.768KHz)
31 2 SW1, SW2 プッシュボタンスイッチ
32 1 L1 270μH コイル
33 1 F1 0.8A ヒューズ
34 1 J1 PS/2 コネクタ
35 1 J2 電源コネクタ
36 1 V1 電池ホルダー
37 1 J4 30ピン コネクタ
38 2 F1 ヒューズホルダー
39 2 - M3 ナット
40 10 - M3 ネジ
41 4 - 20mm スペーサー

確認したところ、下記の部品が異なっていました。

D2 : SF18 DC(整流ダイオード ウルトラファーストリカバリー:600V 1A)
L1 : 220μH
C6 : 2.2μF 250V

D2 の整流ダイオードは、耐電圧が下がりますがこのキットの電圧よりは大きいので問題無いと思います。
ステップアップチョッパ(恐らく)のチョークコイル(L1)と出力コンデンサ(C6)の値が異なっていました。この回路はMOSトランジスタ(M1)がオンの場合、チョークコイルに磁気が発生し、オフでチョークコイルの磁気が電気エネルギー(自己誘導作用)となり、ダイオードで整流した後に出力コンデンサ(C6)をチャージする仕組みだと思います(間違っていたらすみません)。チョークコイルのインダクタンス値が小さいですが、その分出力コンデンサの容量が多いので大丈夫なのかな?!と思います。

なお、確認後は各部品を分別しておくと後で楽が出来ますよ。コンデンサなどの小さい部品は、文字が読みにくいですからね。


同じケースではありませんが、アマゾンの下記ケースなどは良さそうです。

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